原因分析フレームワークとは?トラブルの根本原因を知ることが問題解決のカギ!

 (更新日2021.11.22)
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  • 問題の原因を明確にし、適切な解決策を導き出したい
  • 問題の原因を「個人のミス」で終わらせず、同じトラブルを起こさないための仕組みを作りたい

仕事には大なり小なり何かとトラブルが付き物です。発生した問題に関して、根本的な原因を明確にし、最適な問題解決策を実行できるかで、仕事の成果が変わると言っても過言ではありません。

問題の根本的な原因を明確にするには、主観ではなく論理的にアプローチしていくことが重要です。原因分析フレームワークを活用することは、論理的に問題の根本的な原因を探り、適切な解決策を導き出すのにとても有効な方法です。

本記事では、原因分析フレームワークの概要と失敗してしまうケースについても解説していきます。

建設的で生産性のある原因分析を行い、最適な問題解決策を導くのに非常に役立ちますのでぜひご参考になさってください。

原因分析フレームワークとは

原因分析フレームワークとは、日々の業務の中で発生した問題や不具合に対して、「何が原因なのか」特定するために行う論理的思考の助けとなる枠組みのことです。

原因分析フレームワークを活用することで、問題の本当の原因まで追求し、解決に導けるように考えるべきポイントをパターンとして落とし込むことが可能です。

発生してしまった問題や不具合に対して、「今後も同じトラブルを起こさない」という前提のもと、適切な対策を打つための手助けとなってくれるのが原因分析フレームワークです。

原因分析フレームワーク3選

おすすめの原因分析フレームワーク3選をご紹介します。

なぜなぜ分析

なぜなぜ分析とは、原因を特定して再発防止策を決定するためのフレームワークです。

問題となりうる事象について、5回の「なぜ」を繰り返すことで問題の本当の原因を探るというものです。なぜなぜ分析を行う前提は「同じトラブルを繰り返さない」ことを目的にします。

そのため、ただ「なぜ」を5回繰り返せばいいという訳ではなく、問題の本当の原因が5回の「なぜ」で出てこなければ、見つかるまで続ける必要があります。

見つからないまま中途半端にやめてしまっては、また同じことでトラブルを起こすかもしれませんので、そこは徹底しましょう。

ポイントをまとめると以下の2点になります。

なぜなぜ分析のポイント

  • 「同じトラブルを繰り返さない」が前提
  • 「なぜ」を5回繰り返しても、再発防止策につながる本当の原因を見つ出すことができない場合は、見つかるまで「なぜ」を繰り返す

IPOフレームワーク

IPOフレームワークは、業務の過程を「インプット(入力)」「プロセス(取り組み)」「アウトプット(成果物)」の3つの要素に分けて考えるフレームワークです。

インプットから成果物までの過程のあるべき姿を定義していくフレームワークのため、「商品の製造過程でどうやって品質を安定させるか」や「業務を効率化するにはどうすればよいか」などを検討するために活用できます。

ロジックツリー

ロジックツリーとは、問題をツリー状(樹形図)に分解することで、原因や問題解決策を論理的に探すフレームワークです。

ロジックツリーは、目的に応じて以下の4つのタイプに分かれます。

ロジックツリーの4タイプ

  • What:要素分解ツリー
  • Why:原因分析ツリー
  • How:問題解決ツリー
  • KPIツリー(重要業績評価指数)

What:要素分解ツリー

What:要素分解ツリーとは、物事の要素を分解して網羅的に把握するために活用するロジックツリーです。問題の発生箇所を特定する目的で活用します。

Why:原因分析ツリー

Why:原因追及ツリーとは、問題に対する原因を列挙し、因果関係を分解していくためのロジックツリーです。問題の根本原因を特定する目的で活用します。

問題に関する原因を特定するために行うため「なぜなぜ分析」と似ています。

How:問題解決ツリー

How:問題解決ツリーとは、問題解決の手段を挙げていくために活用するロジックツリーです。

問題を取り上げる点でWhyツリーと似ていますが、問題解決のためのアクションに直結する点が異なります。

KPIツリー(重要業績評価指標)

KPI(Key Performance Indicat)とは重要業績評価指標のことです。 How:問題解決ツリー の派生として、達成のための中間目標を決めるために活用するロジックツリーです。

KPIで決定した目標を達成するためのさらに細かいKPIを設定してくことで、各目標がツリー状になるため、ロジックツリーとして位置づけられています。

各KPIに数値目標が含まれていることが特徴です。

各KPIの数値に対しての日々の進捗を定期的にチームで確認し、最終的な目標達成に向けた全体の動きを把握・統率できます。

原因分析フレームワークが失敗してしまうケースは?

原因分析フレームワークを用いても実際の現場で上手く問題解決に繋がらなければ意味がありません。原因分析フレームワークを活用しても失敗してしまうケース3点について解説していきます。

原因分析フレームワークが失敗するケース3点

  • 問題点が不明確
  • 問題の原因を個人に向けてしまう
  • コストを考慮せず解決策を立てる

問題点が不明確

原因分析フレームワークが失敗するケースとしては、まず「そもそもの問題点が不明確」ということが考えられます。

例えば、「成果物に関してミスがあった」という漠然とした認識だと、具体的に何が問題でミスがあったのかはっきりしないまま原因分析を行うことになります。問題に関して深堀りが不足していると問題解決にはたどり着けません。

この場合は、「なぜなぜ分析」やロジックツリーのWhy(原因分析)ツリーを徹底して行うとよいでしょう。

問題の原因を個人に向けてしまう

問題の原因を個人に向けてしまうと、原因分析フレームワークは正しく機能しません。

なぜなら、原因の矛先を個人に向けても責任の押し付け合いになり本末転倒だからです。

せっかくフレームワークで論理的に原因を分析するわけですから、社内の連携体制や業務自体の仕組みの方に目を向けて問題解決策を導き出しましょう。

コストを考慮せず解決策を立てる

問題の解決策を実施する際にコストを考慮せずに行うのも、原因分析フレームワークが失敗する原因になります。

この場合のコストというのは、人的コストも含みます。机上でいくらよい対策を立てることができても「具体的にどこの誰が行うのか」を考慮していない解決策は、現実的ではありません。

たとえば、メールの送信ミスが発生してしまった場合「ダブルチェックを行う」という解決策を立てるとします。

メール送信時のダブルチェックを行うことで送信ミスは減らすことはできるかもしれませんが、作業工数が増えるため、重要なメールを速やかに送信出来ないというデメリットも考えられます。

また、「ダブルチェックは上司が行う」といったルールにしてしまうと、上司 が忙しい場合、ダブルチェックが進まないので、業務が滞る恐れがあります。

その場合、

  • 上司がダブルチェックするリソースを確保できない場合は他の部署内の人にお願いしても良いルールにする
  • そもそも上長以外でもダブルチェックをしていいというルールにする

など、あらゆる自体を想定してルールを設定しておくといいでしょう。

あらかじめ想定される人的コストを考慮し、「どこの誰が行うのか」を明確にしつつ解決策を立てるように心がけましょう。

まとめ:原因分析フレームワークを使いこなす事のメリットは大きい

今回は、原因分析フレームワークについて解説しました。

問題に対して論理的にアプローチする手助けをしてくれるフレームワークを使いこなすことで、その他の仕事の業務改善や効率化にも活用できるようになってきます。

ご紹介した3つの役立つフレームワークをそれぞれ目的に合わせてご活用いただくとよいでしょう。

また、原因分析フレームワークを活用していて上手くいかないと感じたときは一度この記事に戻っていただき「失敗してしまう原因」について振り返ってみてください。

 

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