ECサイトの商品登録を自社でおこなっている場合、「商品数が多すぎて社内だけで対応するのは大変!!」という企業も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、ECサイト商品登録の外注です。本記事では、ECサイト商品登録を外注するメリットや外注先を選ぶポイント、さらにおすすめの外注先3選をご紹介します。
ECサイト商品登録の流れ
ECサイト商品登録は、以下の流れでおこなわれます。
- 1.原稿作成
- 2.商品ページの画像を準備
- 3.カテゴリの設定
- 4.商品ページ公開
1.原稿作成
まずは、原稿作成です。
ECサイトの商品サイトに記載する、商品名や販売価格、商品説明、商品スペックなどの情報を登録します。
ほかに類似商品を販売している場合は、商品にキャッチコピーを付けるなどして差別化することがポイントです。
2.商品ページの画像を準備
次に、商品ページの画像の準備をします。
画像は、自社で商品を撮影する方法のほか、メーカーに商品画像を送ってもらう方法があります。画像が用意できたら、ECサイトのガイドラインに従い、トリミングをしたり明るさを調整したりしましょう。
画像は、商品ページの中でも商品の印象を大きく左右するものです。そのため、商品の魅力がよく伝わる画像を選ぶことが大切です。
3.カテゴリの設定
原稿と画像が準備できたら、ECサイトのシステムへ登録をおこないます。
登録の際は、カテゴリの設定も必ずおこないましょう。カテゴリ設定をしておくことで、お客様が商品を探しやすくなります。お客様に早く見つけてもらうことで商品購入につながるため、カテゴリ設定は非常に大切です。
4.商品ページ公開
最後に、商品ページの公開です。
公開前は、必ず商品ページに誤りがないか丁寧に確認しましょう。
ECサイト商品登録代行のメリット
ECサイト商品登録の代行サービスを利用するメリットは、以下の3つです。
メリット
- 本来やるべき業務に集中できる
- プロのノウハウを習得できる
本来やるべき業務に集中できる
ECサイトの商品登録代行を依頼すると、今まで商品登録をおこなっていた手間が省け、本来やるべき業務に集中できます。
ECサイト運営の業務は、商品の仕入れや在庫管理、発送業務、お客様対応など、さまざまな業務があります。
しかし、商品登録に追われて本来やりたい業務がなかなか進まないというケースも多いはずです。
そこでECサイト商品登録の代行を依頼することで、商品登録の手間が省けるので本来やりたい業務に集中できるようになります。
プロのノウハウを習得できる
ECサイト商品登録の代行を依頼すると、プロのノウハウを習得できます。
ECサイトでお客様を商品に惹きつけるためには、お客様の目を惹く画像や商品説明、キャッチコピーなどが大切です。
代行会社は、それらのノウハウを持ったECサイト商品登録のプロです。
ノウハウを生かして商品登録をおこなってくれるため、プロのノウハウを習得できます。
ECサイト商品登録代行サービスを選ぶポイント
ECサイト商品登録代行サービスを選ぶポイントは以下の5つです。
ECサイト商品登録代行サービスを選ぶポイント
- 対応サイト
- 対応業務範囲
- 繁忙期での対応可否
- 紙媒体のデータ化対応
- 商品登録後のフォロー
対応サイト
まずは、代行会社が対応しているECサイトを確認しましょう。
ECサイトは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、個人から大手企業まで出品できるサイトが数多くあります。
そのため、自社が出品しているECサイトに対応しているかどうかを確認しましょう。
また、現在は1つのECサイトのみに登録していても、今後販売経路を拡大していく可能性もあります。さまざまなことを視野に入れながら、多くのECサイトに対応している代行会社を選ぶのがポイントです。
対応業務範囲
代行会社を選ぶときは、対応業務範囲を確認しましょう。
ECサイト商品登録は、商品の撮影や原稿の準備、画像の微調整など、さまざまな業務があります。
そのため、自社ではどこの部分の業務を依頼したいのかを明確にし、自社が依頼したい業務に対応している代行会社を選ぶことが重要です。
繁忙期での対応可否
代行会社は、繁忙期にも対応してくれるかどうか確認しましょう。
各ECサイトでは、時期によってキャンペーンやセールが開催されます。そのような繁忙期は、業務量が増えることが予想されます。
そのため、繁忙期に入っても対応してもらえるかどうかを確認し、繁忙期の業務量を捌くリソースが確保できる代行会社を選びましょう。
紙媒体のデータ化対応
ECサイトに登録する商品の情報がカタログやパンフレットといった紙媒体の場合、代行会社が紙媒体のデータ化に対応しているか確認しましょう。
代行会社の中には紙媒体のデータ化に対応していない業者もあります。しかし、紙媒体のデータ化を自社でおこなうと時間も手間もかかってしまうため、紙媒体のデータ化から対応してくれる代行会社を選ぶのがおすすめです。
商品登録後のフォロー
代行会社を選ぶときは、商品登録後のフォロー体制もチェックポイントです。
ただECサイトに商品登録をするだけでなく、その後の購買分析から提案まで、商品登録後もしっかりアフターフォローをしてくれる代行会社を選びましょう。
ECサイト商品登録代行会社の費用相場
ECサイト商品登録代行会社の料金形態は、「従量制」と「固定制」の2つに分けられます。
従量制は、商品登録1件あたりの価格を設定しており、商品登録件数によってかかる費用が変動します。従量制の料金形態の場合、相場は商品登録1件あたり100円~1,500円と幅広いです。
閑散期と繁忙期の業務量に波がある企業や、短期間だけ依頼したいという方におすすめです。
一方で固定制は、毎月一定の月額料金を支払う料金形態です。毎月依頼できる業務量や業務時間が決まっており、常にリソースを確保することができます。登録商品が月に100件前後だった場合、固定制の相場は20,000円前後です。
毎月決まった商品登録業務量があるという方におすすめです。
おすすめのECサイト商品登録外注先3選
ここからは、ECサイト商品登録のおすすめの外注先3選をご紹介します。
Web特命係
Web特命係は、業界最安級のオンライン完結型アウトソーシングサービスを提供する会社です。
Web特命係では、大量の商品登録業務はもちろんのこと、ECサイトの運営まで代行します。
そのほかWebサイトのデザインやコーディングなど、Webサイトに関わること全般に対応しているため、Web関連で困ったことがあればなんでも相談できる会社です。
また、Web特命係は時間単価制の料金システムで、月5時間から依頼可能です。
対応業務 | ・Web制作、運用 ・総合サービス、コンサルティング ・経理サポート ・採用サポート ・総務、事務アシスタント |
料金プラン | 特命係mini 16,000円/月5時間 特命係Standard 62,000円/月20時間 特命係Plus 140,000/月50時間 |
お試し | あり(16,000円/月5時間) |
Webサポートの他にも、経理、採用、事務サポートも提供しています。契約時間内であればほかの業務を同時に依頼することも可能です。
必要なときに必要な分だけ依頼できるので、手が足りなくて困っているお悩みを一気に解決できるでしょう。
商品登録ドットコム
商品登録ドットコムは、ECサイト商品登録専門の代行会社です。
商品登録やデータ入力作業、画像加工まで、商品をECサイトにアップロードするまでの作業を一括で依頼できます。
1点あたり100円~という低価格設定が大きな魅力で、コストをおさえながらECサイト商品登録が可能です。
また、商品登録ドットコムでは、500点以上の大量商品登録に対応しています。商品登録ドットコムに在籍するスタッフは、ECサイトに携わって10年以上経つベテランの方たちです。そのため、大量の商品登録もスムーズで効率的におこなえます。
対応業務 | ・商品登録 ・紙媒体からのデータ起こし ・画像のリサイズ ・各ECサイトへのアップロード |
料金プラン | 100円/1点~ |
お試し | なし |
クラウドワークス
クラウドワークスは、国内最大級のクラウドソーシングサービスを提供する会社です。
クラウドワークスには、ECサイト商品登録やECサイト運営に必要な知識を持ったフリーランスワーカーが多数登録しており、スキルの高いワーカーに依頼できます。個人に依頼するため、代行業者よりもコストをおさえられるのが大きな特徴です。
クラウドワークスでは、複数のワーカーから価格が提示されるため、発注する前にどのワーカーに依頼するか比較検討ができます。ワーカーの中には、急ぎの案件に対応してくれる人もいるため、自社のニーズに合ったECサイト商品登録代行が依頼できるでしょう。
対応業務 | ・商品登録 ・商品撮影 ・商品ページ制作 |
料金プラン | 商品登録1件100円~300円 |
お試し | なし |
まとめ
ECサイト商品登録を外注すると、今まで商品登録に費やしていた時間と手間を、もっと重要な業務にかけられます。商品登録は自社の商品を販売するための第一歩ともいえる業務のため、商品登録のノウハウが非常に大切です。そのためECサイト商品登録を外注するときは、商品登録ノウハウがあり、スキルと経験を持った代行会社を選びましょう。また、代行会社によってはECサイトの運営まで任せられるところもあります。ECサイト関連業務のどこまでを依頼するのかをきちんと考えて代行会社を選び、自社の業務をどんどん効率化していきましょう。