個人事業主にとって欠かせない経費管理。個人事業主の方の中には、自分で経費管理をおこなっている方も多いでしょう。また、これから起業を考えている個人事業主の方は、経費管理の方法に悩んでいる方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、近い将来起業を考えている個人事業主の方におすすめの会計ソフト「マネーフォワードクラウド」についてご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
- 経費管理を楽にしたい
- 近い将来起業を考えており、機能が充実した会計ソフトを使いたい
- コストを抑えながら経費管理をしたい
マネーフォワードクラウドとは?
マネーフォワードクラウドとは、株式会社マネーフォワードが展開するクラウド型会計サービスです。事業を経営していく中で必要な経費精算、請求書の発行、管理などのバックオフィス業務が、マネーフォワードクラウドですべて完結します。個人事業主から中小企業まで、幅広い経営者の経費管理をサポートしてくれます。
具体的に、個人事業主の方はマネーフォワードクラウドを使って以下のことができます。
マネーフォワードクラウドでできること
- 明細データの自動取得
- 仕訳の自動入力
- 確定申告書・決算書の作成
- 確定申告書類の提出
- 次年度繰り越し
- バックオフィスサービスとの連携
- 会計レポートの出力
- 消費税申告書の作成・提出(インボイス制度対応)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
明細データの自動取得
マネーフォワードクラウドは、2020年時点で2400以上の金融機関やサービスと連携しています。事業の取引や経費に使っている金融機関やクレジットカードを登録しておけば、明細データを自動取得してくれます。
仕訳の自動入力
経費管理の中でも頭を悩ませることが多い仕訳も、マネーフォワードクラウドなら自動入力!
取得した明細データをAIが自動判別し、仕訳を自動入力してくれます。明細データが増えるたびにAIが学習するため、より仕訳入力の精度が上がっていきます。
確定申告書・決算書の作成
マネーフォワードクラウドでは、確定申告書と決算書が自動で作成可能です。確定申告書は、白色申告と青色申告の両方に対応しており、確定申告に必要な書類がすべてそろいます。
日々入力する取引内容や経費をもとに自動で確定申告書と決算書が作成できるので、毎年の確定申告も怖くありません。
確定申告書類の提出
作成した確定申告書類は、そのまま提出が可能です。
マネーフォワードクラウド確定申告アプリを使えば、スマホからの提出もできます。もちろん、印刷して税務署に提出する方法や、e-Taxソフトを使った提出方法にも対応可能です。
次年度繰越
マネーフォワードクラウドでは、年度ごとに帳簿を管理できます。
期末の残高をもとに次期の期首残高を同時に作成できるので、次年度繰越も簡単です。
バックオフィスサービスとの連携
マネーフォワードクラウドでは、次のバックオフィスサービスを展開しています。
マネーフォワードクラウドのバックオフィスサービス
- 請求書作成
- 経費精算
- 給与計算
- 勤怠管理
- マイナンバー管理
これらのバックオフィスサービスと連携ができるため、事業の経理業務がマネーフォワードクラウド一つで完結できてしまいます。
会計レポートの出力
入力された明細データをもとに、各種会計レポートの出力が可能です。
経費管理だけでなく、事業の経営状態の把握もできます。
消費税申告書の作成・提出(インボイス制度対応)
課税事業者の方は、確定申告と別で消費税の申告をしなければなりません。また、2023年10月より施行されるインボイス制度により、消費税申告書の作成が必要な事業者が多くなるでしょう。
マネーフォワードクラウドなら、消費税申告書の作成・提出も可能です。
さらに、会計ソフトと消費税申告機能が一体化しているため、仕訳データをもとに消費税の自動集計ができます。
マネーフォワードクラウドを利用するメリット
経費管理に関するさまざまな機能が備わったマネーフォワードクラウド。実際に利用することで、次のようなメリットが生まれます。
メリット
- 明細の自動化で経費管理の時間を大幅に短縮
- クラウド型なのでいつでもどこでも経費管理が可能
- 税法改正時もアップデートされるので安心
- 他会計ソフトからの乗り換えにも対応
それぞれ詳しく見ていきましょう。
明細の自動化で経費管理の時間を大幅に短縮
マネーフォワードクラウドを利用することによる最大のメリットは、明細の自動化によって経費管理にかかる時間を大幅に短縮できることです。
取引明細の取得も仕訳もすべて自動でおこなってくれるため、経理の知識があまりないという方でも経費管理がしやすくなるでしょう。
クラウド型なのでいつでもどこでも経費管理が可能
マネーフォワードクラウドは、クラウド型の会計ソフトです。そのため、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも経費管理ができます。
さらに、税法改正時や消費税の増税時にも自動でアップデートされるため、対応に困りません。
他会計ソフトからの乗り換えにも対応
今まで別の会計ソフトを利用していたという方もご安心を!マネーフォワードクラウドは、他会計ソフトからの乗り換えにも対応しています。
他会計ソフトのデータをインポートできるため、データの入力をし直す必要はありません。
経費管理を楽にしたいならオンラインアシスタントサービスの利用もおすすめ
経費管理がしやすくなるマネーフォワードクラウドですが、会計ソフトを使うのが初めてという方は、使いこなすまでに時間がかかることもあります。
経費管理に時間がかかってしまうと、本来注力したい業務に集中できないという事態になりかねません。かといって、経理の人材を一人雇うのも、コストがかかるでしょう。
そこでおすすめなのが、オンラインアシスタントサービスを活用することです。
弊社でも、マネーフォワードクラウドを利用して個人事業主の方の経費管理をオンラインで代行し、経費管理を楽にするお手伝いをしています。
必要な時間分だけ経理作業を頼める
弊社では、会計事務所や企業の財務担当でのキャリアがあるスタッフがチームを組み、オンラインで経理代行をおこなっています。
弊社の経理代行は、実際に業務を開始する前にお客様にヒアリングをし、状況や事業規模に合わせて適切な経理作業を時間分で提案しています。そのため、本当に必要な分だけ経理代行を依頼でき、経費管理をする時間コスト、経理の人材を雇う採用コストを大幅にカットすることができます。
経理作業にかかるコストの比較
実際に経理代行を依頼することで、どのくらいコストを削減できるのかを、以下の表にまとめました。
自分で経理作業をした場合 | 経理担当を 一人採用した場合 | Web特命係に 経理代行を依頼した場合 | |
---|---|---|---|
時間コスト | 知識がないと多くの時間がかかる | 経費作業はすべて任せられるのでゼロ | 経費作業はすべて任せられるのでゼロ |
金額コスト | 会計ソフト利用料 | 会計ソフト利用料+人件費 (時給1,300円で1日5時間週3勤務の場合:月78,000円) | 会計ソフト利用料込みで16,000円/月5時間~ |
このように、弊社の経理代行なら、時間コストと金額コストの両方を抑えられます。もちろん、締め日や請求書発行日などの経費管理スケジュールは、お客様に合わせて対応可能です。
まだ事業を始めたばかりで経費管理のスケジュールが決まっていない…という方もご安心ください!
弊社から、1ヶ月の経費管理ルーティーンをご提案します。
請求書の発行日、領収書の格納日などをご提案するので、お客様はスケジュールに合わせて必要なデータを弊社に送るだけです。
今まで経費管理に使っていた時間が空くので、その分自分のやるべき業務に集中でき、業務の生産性や質も上げられます。
まとめ
マネーフォワードクラウドは、明細や仕訳の自動化によって経費管理を楽にしてくれるだけでなく、請求書作成や経費管理といったバックオフィス業務ができるクラウド型会計ソフトです。
便利な機能が備わったマネーフォワードクラウドですが、経理知識が少ない方や、経費管理に時間をかけたくないという方は、ぜひ弊社の経理代行サービスをご検討ください。
Web特命係で経費管理にかかるコストを大幅にカットすることができます。
経理に関するお悩み、ご相談等、お気軽にお問い合せください。