コーディング代行とは?相場費用と依頼する際の注意点を解説

 (更新日2023.03.24)
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  • 「自社にソースコードを作成する人材がいない」
  • 「デザインや設計までは自社で対応できるのでコーディングだけ依頼したい」

Webサイトの機能が多様化する中で、自社のWebサイトのバージョンアップを検討される場合は、コーディングの知識と技術を持つコーディング代行に依頼することがおすすめです。

本記事では、コーディング代行について、メリットや費用相場、依頼するときのポイントを解説します。

コーティング代行とはどんなサービス?

そもそもコーディングとは、デザインされたページを見た目通りにWebブラウザで表示するための、コンピューター言語でコードを記述していくことを指します。

コーディング代行は、この「コーディング工程」を依頼できるサービスです。

特に、デザインや設計まではできるものの、自社にソースコードを作成する人材がいない場合には、プログラミングに精通したスタッフが最適な形で設計内容を実現してくれるコーディング代行の利用がおすすめです。

また、コーディングのほか、サイトバナー作成やWebマーケティングに関するアドバイスも行っている会社もあります。

会社によってサービス内容や強みが異なるため、自社にとって最適なサービスを選ぶようにしましょう。

コーディング代行を利用するメリット

コーディング代行を利用することで、質の高いWeb制作が期待できるほかに、Webサイト構築に係る社内の人材リソースを節約できるため、社員がコア業務に集中して取り組むことが可能です。

とくにコーディングは、知識や技術が必要で作業負荷も重いため、社員にコーディングを兼任してもらう場合、他の業務に支障をきたすということも考えられます。

また、専門性の高いコーディングを社内で内製化するには、ノウハウのある人材が必要です。

その場合、多くの採用コストや教育コストが発生しますが、コーディング代行を利用することでコスト削減にもつながります。

コーディング代行の費用相場

ページ単価については、10,000円〜15,000円前後で設定している会社が多いです。

但し、トップページやレスポンシブ対応も含まれる場合は、この限りではありません。また、基本料金や最低料金を設定している会社もあります。

依頼する内容によって料金は異なりますので、見積時に要件をしっかり伝えておき比較段階で正確な費用を算出できるようにしておくことが大切です。

コーディングの代行を依頼する時のポイント

コーディングを代行サービスに依頼する時に気をつけるポイントは以下の3つです。

  • SEO対策
  • レスポンシブ対応
  • 納期や特急対応の有無

それぞれのポイントについて説明していきます。

SEO対策

SEO対策は、自社のWebサイトを検索エンジンで上位表示させるための対策を指します。

最近では、検索エンジンがサイトの情報を認識しやすいような構造を意識したコーディング(内部SEO対策)が不可欠と言われていますので、コーディングで内部SEO対策をどこまでやってもらえるかを確認しておくようにしましょう。

レスポンシブ対応

レスポンシブ対応とは、PCやスマートフォン、タブレットといった、様々なデバイスの画面幅に合わせてレイアウトを最適化することを指します。

端末別のインターネット利用率において、総務省が令和4年版として発行した『情報通信白書』では、スマートフォンは68.5%、パソコンは48.1%と、スマートフォンが20.4ポイント上回っているという結果が出ています。

参考: 総務省|令和4年版 情報通信白書

このことから分かるように、近年の傾向ではスマートフォンでもWebサイトを読みやすく表示させるコーディングが必要不可欠です。

また最近ではスマートフォンやタブレットでもサイズがバラバラなため、デバイスに関わらず全ての画面サイズで表示を可変させる「リキッドデザイン」と呼ばれる手法もあります。

レスポンシブ対応と併用するとより最適な表示ができますので、こちらも併せて確認することがおすすめです。

納期や特急対応の有無

外注先選びでは、費用や技術的なものと併せて納期の確認も大切です。

コーディング代行会社では、ページ数に応じた規定の納期が設定されている場合がほとんどです。もし短納期で依頼したい場合は、特急対応の有無を確認しておきましょう。

急ぎの依頼の場合、個人であれば短納期の仕事も受けてもらいやすいケースもあるかもしれませんが、コーディング代行会社では、別途費用が必要な場合もあります。

特急対応費用の相場としては、費用全体の30%程度が一般的です。

急ぎで納品してほしい場合は、特急料金が追加されることも念頭においておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、コーディング代行について、メリットや費用相場、依頼するときのポイントを解説しました。

コーディングは、Webサイトの土台となる大きな役割を持ちます。

そのため、コーディングに十分なノウハウやスキルがないと、処理の遅さやレイアウトに崩れが生じるといった問題を引き起こしてしまうかもしれません。

その点、コーディング代行に依頼することで、知識と技術を持つスタッフが質のよいコードを提供してくれます。

また、企業にとっては採用や教育コストを抑えることができ、社員はコア業務に集中できるということもメリットです。

Web特命係では、デザイナーやコーダー、フロントエンジニアが多数所属し、Webサイトのワイヤーフレーム制作、デザイン、コーディングなど、Webサイト制作に関わる業務を幅広く対応しております。

Webサイト制作に関わる業務は何でもお気軽にご相談ください。

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