美容室の個人経営|開業に必要な準備と美容室経営の経費について

 (更新日2022.08.24)
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「美容室の開業までに具体的にどんなことを準備しておく必要があるの?」

「美容室経営にかかる経費を知りたい」

独立して美容室を開業することを検討されている美容師さんにとっては、これからどんな準備をしていく必要があるのか事前に把握しておきたいですよね。

本記事では、美容室を開業するときに必要な準備や美容室経営における経費に至るまで解説していきます。

美容室をこれから開業する方や開業して間もない方に必見の内容となっています。

ぜひご参考になさってください。

美容室を開業するときに必要な準備 

美容室を開業する際には、いつまでに何を準備すべきか計画を立てておくことが重要です。

こちらでは、美容室を個人開業する前に具体的にどんな準備をしていく必要があるのかを解説していきます。

美容室を開業するときに必要な準備は、主に以下の通りです。

  • 美容室のコンセプト決め
  • 店舗物件の選定や内装工事
  • 資金調達について

それぞれ以下で解説していきます。

美容室のコンセプト決め

美容室を開業する際に、どんなお店にしたいのか、どんなサービスを強みにしていくのかといったコンセプトを明確に決めていきます。

コンセプトを決めることで、開業準備をスムーズに進めることができ、経営をしていく中で迷いが出たときに「うちのコンセプトはこうだから」と原点に立ち返ることができます。

コンセプトを決める際のポイントは、出店を検討する地域にはどの年齢層が多く住んでいるかなど、地域の特長をリサーチすることです。

地域の特長を知った上でコンセプトを決めれば、出店する地域の人々のニーズを拾うことができます。

コンセプトが決まれば、事業計画を立てます。事業計画は、自分のアイデアが明確になるだけでなく、資金調達で融資を受ける際にも重要になります。

事業計画には、

  • 開業の動機
  • お店のコンセプト
  • 提供するサービス・メニュー
  • 消耗品の仕入れ先
  • 開業後の売上の見込み
  • いつまでに黒字化するのかの見込み

といった情報を記載しましょう。

店舗物件の選定

店舗物件の理想は、地域の人々のニーズと自分の強みが合致しており、かつ競合となる美容室が少ないようなエリアに出店することです。

そのため、コンセプトと狙っている客層に合致する店舗を探すとスムーズです。

まずは、インターネットから物件情報をしっかりとリサーチすることから始め、ある程度の物件をピックアップすることができたら実際に下見に行きます。

下見の際には、実際の店舗の内部や立地を確認しておくことが大切です。

「最寄り駅からの距離はどれくらいか」など自分の目で見ておくようにしましょう。

内装工事

店舗の内装工事では、コンセプトと一致するような内装になるように工事業者の担当者とすり合わせしておくことが大切です。

工事業者に店舗のデザインやレイアウトなどを提示しておくことで、完成してからの「イメージと違う店舗になってしまった」というリスクを防ぐことができます。

資金調達

コンセプトや事業計画、店舗がある程度定まると、開業に必要な資金額が明確になります。

また、開業後の家賃や消耗品費、光熱費など様々なコストが発生してきますので、それらもできる限り事前に洗い出し、シミュレーションしておくようにしましょう。

ちなみに一般的には美容室を開業するための費用として、1,000万円〜1,200万円ほどが必要と言われています。

必要な資金額を算出できたら、次に資金調達方法について考えていきます。

自己資金で開業できる場合は融資は不要かもしれませんが、自己資金だけでまかなえない場合は日本政策金融公庫の融資制度の活用や、銀行に融資を打診する、クラウドファンディングで資金を集める方法もあります。

様々な方法を選択肢に入れて検討していきましょう。

美容室を経営する際の経費について 

美容室の経営をする際の経費にはどんなものがあるでしょうか。

ここでは美容室経営での経費について、固定費とその他の必要経費に分けて一覧表にまとめました。

固定費

美容室の経費の中で月単位・年単位で定期的に必ず発生する固定費についてご紹介します。

項目 月々の費用(目安)
家賃 テナント料 20坪 100万円程度
(都心の一等地の場合)
材料費 シャンプーやカラー剤 など 平均4~6万円程度
水道・光熱費 シャンプーの水道代
ドライヤーの電気代 など
電気代:3万円前後
水道代:8,000円前後
ガス代:1万円前後
通信費 電話回線・インターネット回線 6,000円程度

その他の必要経費

固定費以外にも、美容室の経費にはあらゆる項目があります。

その他の必要経費についても把握しておきましょう。

項目 目安の費用
消耗品費 ハサミ、櫛、ドライヤーなどの器具
タオルやケープ、パーマキャップなどの備品
使用可能期間が1年未満もしくは、
取得価額が10万円未満の什器備品の
購入費が該当 ※
広告費 Web広告、チラシなど 平均5万~10万円/月
保険料 火災保険など 数万円/年
※ 消耗品費の目安費用については、国税庁公式サイトより

まとめ

美容室の開業には資金調達や事業計画の作成をはじめ、様々な準備をしていく必要があります。

無計画に開業してしまうと、多くの負債を抱えて閉業することになるリスクもあるのです。美容室経営を成功させるためにも入念な準備をしておきましょう。

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